iPhoneにジャーナルという機能が追加されて、そこに私的な日記というか記録を残せるようになったせいもあってここに書くスパンがあいてしまう。
読書
・きみの鐘が鳴る 尾崎英子
受験シーズンということで、中学受験をする子と親の話。
シビアな現実に揺れ動く子供とそれ以上に翻弄される親が、終始暖かな視点で描かれており号泣必至。章毎に主人公が入れ替わり時間が経過するが、その間に描かれてない子供たちがどんな時を過ごしたのか、想像するだけで伊丹羽田往復くらい過ごせる。
・君の背中に見た夢は 外山薫
こちらは小学校受験の話。
どちらかというと俯瞰目線で、滑稽な受験騒動をシニカルに捉えてるように感じる。まあ幼稚園児を受験させて合否を貰うなんて、何が判定基準なのか曖昧すぎて雲をつかむような話。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というけど勝っても負けても不思議な話でした。という。
・失敗の本質-日本軍組織論的研究 戸部良一
この本はwikipediaもあるので紹介するまでもなく。
前半6割くらいは史実をつらつら書いてて、興味なければ飛ばして最後の章だけでいい。内容や評価に若干偏りはあれど悪くない内容かと思う。
写真はポテチの元と、ジャガイモバケツ。悩んだけど高くてやめた。