宝塚南口に引き篭もるblog

甲子園口から移ってきたよ

今、そこにある

nerius2007-05-21

昔のパソコンは,電源を入れるだけで BASIC が "OK" と返してくれた。1行コマンドを打ち込むだけでパソコンが歌ってくれたりした。プログラミングはたったの数行だけでも十分に刺激的なもので,そういった刺激と触れ合う機会が,常に子供たちの近くに置かれていた。
http://www.radiumsoftware.com/0705.html#070515


PCを使う・使えるというのが、単なるオペレータとしての能力を指すに過ぎなくなったのはいつからだろうか。別にそれが良いとか悪いとかじゃない。それだけPCが特別な物じゃなくなっただけなんだろう。けど、けど‥‥。
昔はプログラミングへの敷居が圧倒的に低かった。電源を入れるだけで丸を描いたり喋らせたり出来た。大したこと出来なくたって、何となくPCを操れている感じを味わえた。
西部労働レストラン(save,load,list,run)なんて言葉が生まれ、BASICからDOSになり、今や中身を知らなくても使えるのが当たり前。自動車なんかもそんな感じに成長してきたんだろう。



なんでいきなりそんな懐古かというと、ちょっと仕事でエクセルマクロを弄るのにVisual Studioを入れてVBを勉強し始めたから。なんだかとても懐かしい感触がする。
自分は良い時代に生まれたとつくづく思う。